車のバンパーの役割と塗装・修理


バンパーは、車がぶつかったときの衝撃を抑えるためのものです。それがあるおかげでドライバーは危険から守られているのです。
1980年代までは取り外しラクラクでしたが、今や車の一部となっています。素材も金属製から樹脂製に変わり、軽量化されるとともに、車本体と同じ色に塗装されるなどデザイン性も重視されるようになりました。最近では、ライトも埋め込まれるようになり衝撃対応という本来の役割から外れてきています。ただ、そうは言っても車の前後・もっともぶつかりやすいところにあるため、破損まではならなくても傷ついたりへこんだりといったことが一番多い場所です。バンパーの交換修理が必要となった場合にどれくらいの相場がかかるのか、塗装など自分で行なうことは可能なのかどうかなど、知っておいた方がよいでしょう。

海外と日本の扱いの違い

車本体を守るためのバンパー。だからこそ海外では傷つくのは当たり前という考え方を持っています。ぶつけて当たり前なので、たとえ破損しても修理の対象とはならなかったりします。
一方、日本では修理対象です。特にフロントにあるものの場合は、内部に金属製の骨格・緩衝材を配置することで、クラッシュボックスのようにしており、補修能力に長けています。変形することでエネルギーを減らして乗員の安全を確保しているのです。大きく変形してしまったものを使い続けるのは見た目も悪いですし、次に衝突したときに緩衝剤としての役割を果たせない可能性もあるため、早めに修理して元通りにした方がよいのです。海外の車に比べて日本のものがきれいなのは、そういった理由もあるというわけです。

修理費用と保険について

修理する場合、依頼する業者によって異なるものの、材料費・工賃・代車代を合わせて5万円から7万円くらいはかかります。とはいえ、どれくらい破損しているかによっても違うので具体的な金額は業者で見積もりを取ってもらわないと分かりません。保険を使えば安く修理できますが、それによって等級が上がると保険料が高くなってしまうので使わないほうが得策です。
軽い傷程度なら自分で直すことを考えてみてもいいでしょう。ホームセンターに行けばさまざまな道具がそろっていますし、インターネットなどで調べれば手順も分かります。もちろん、業者に頼むのに比べてかなりの費用節約になります。プラモデルが好きな方など挑戦してみてはいかがでしょう。一度道具をそろえておけば、次回からは更に安く修理できます。